炎天下に帽子をかぶらず数時間いたら頭皮が日焼けをして真っ赤になってヒリヒリ&ピリピリとやけどのような痛みで大変な思いをした経験があります。
そして、その後はフケと見間違うような恐怖の皮むけで、全部剥がれるまで汚いったらありゃしない…。
頭皮が日に焼けたら一刻も早く冷やすことが大切です。日焼けは、火傷(やけど)と同じです。
実は怖い頭皮の日焼け。
頭皮が日焼けして真っ赤になったり、汁がでたり、皮がむけたりしたときの対処法と日焼け後のシャンプーやアフターケア方法を紹介します。
頭皮が日焼けしたときの対処法
真っ赤になりヒリヒリ痛い
冷たいタオルや氷水を入れたビニール袋を頭に乗せて、なるべく早く冷やすことが重要です。
また、頭皮に冷水シャワーをかけるのもいいですよ。
ただし、勢いよくシャワーを出すと炎症を起こした頭皮をさらに刺激することになるので、水圧は低めにチョロチョロでじゅうぶんです。(風邪をひかない程度)
汁(滲出液、リンパ液)が出てきた
日焼け後、気づいたら頭皮から汁が出ていた。ということもあります。その汁は、たいていがちょっと黄色みがかった透明な汁だと思います。鏡で確認してみてください。
この汁は、リンパ液、滲出液(しんしゅつえき)、浸出液(しんしゅつえき)とも言われ炎症が起きている皮膚を治すために出る分泌液です。
汁が出ていても、放っておくほうがいいです。気になるようなら清潔なティッシュペーパーで軽く押さえる程度にしておきましょう。
時間がたち固まっても無理に取らないでください。塊を取るとまたリンパ液が出てきて同じことの繰り返しになるので自然に取れるのを待ちましょう。
皮がむけてきた
日焼け後に大きな皮がベリッとむけたり、ボロボロとふけのように皮膚がはがれ落ちたり、剥がれた皮が髪の毛にたくさん引っかかり不潔に感じることがあります。
皮を取りたい、剥きたい衝動に駆られることがあってもグッと我慢です。
日焼けという異常事態に皮膚が新陳代謝(ターンオーバー)を頑張っているので無理やり引っ張ってはがしたりしないようにしましょう。
日焼けがヒドイときは早めに皮膚科へ
どの程度がヒドイのか?どれくらい痛かったら病院へいったらよいのか?素人では判断しにくいですが下記のような症状は、すぐに皮膚科を受診してください。
- 頭皮が腫れてる
- ヤケドしたときのように水泡ができている
- リンパ液ではなく膿が出ている
- 痛みがひどい
何となくでも違和感を感じたら病院へ行くことです。
頭皮が日焼けした時のシャンプー
以下の症状のときはシャンプーの使用は控え、ぬるま湯(自分の体温からマイナス2~3℃くらい)を軽くかけるだけにしましょう。
- 痛みがひどい
- 腫れている
- 水ぶくれができている
夏場でも少しひんやり感じるので体はいつもの温度で洗い流してください。
シャンプー剤を使用しても大丈夫そうならアミノ酸系の刺激がマイルドなシャンプーで洗髪します。
ゴシゴシこするのではなくシャンプーをしっかりと泡立てて泡で頭皮を洗いましょう。イメージは顔の泡洗顔です。
また、お湯の温度は37~38℃くらいのぬるま湯で流してください。
コンディショナーやトリートメントは地肌につかないように気を付けましょう。
頭皮の日焼け後のアフターケア
紫外線により傷ついた頭皮は、とても乾燥しているのでじゅうぶんに「保湿」してください。
手持ちの顔用の化粧水と乳液、または美容液で大丈夫です。ベタベタしない程度にたっぷりと水分を与えましょう。
ただし、アルコールや美白成分が入っていないものにしてください。傷ついた頭皮には刺激が強すぎます。
日焼けによる皮むけにが気になる場合は、頭皮にホホバオイルをちょんちょんと軽く塗ってみてください。手持ちのオイル美容液でもいいですよ。
頭皮も日焼け止めで紫外線対策を!
頭皮の日焼けはプールや海だけでなく運動会や体育祭でも起こります。
我が家の子供たちは体育祭ではハチマキをするので帽子の着用ができず日焼けで皮がボロボロ剥けて恥ずかしと嘆いていました。
頭皮が日焼けしたかもと感じたときはハンカチを濡らし頭の上に乗せるだけでも応急処置になります。
そして症状別に素早く対処し症状の改善に努めましょう。
日焼けによる症状が落ち着いたら頭皮にも日焼け止めを使用し外出やレジャーを楽んでください。
頭皮のuvケア商品はたくさんあります。おすすめはスプレータイプやミストタイプの日焼け止めです。
- 石澤研究所の紫外線予報 透明UVスプレー
- ラサーナ 海藻 UVスプレー など
赤ちゃんや小さなお子さん、肌の弱い方や敏感肌の方にはオーガニックでuv機能と虫よけ機能を備えた1本2役の全身用日焼け止めアロベビーがおすすめです。
くれぐれも赤みや痛みなど炎症を起こしているときは刺激になるので使用しないように。
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