顔やボディの紫外線対策は抜かりなくバッチリなのに髪の毛のuv対策は忘れていませんか?
気が付いたら紫外線によるダメージで髪の毛がパサパサ・ゴワゴワに傷んでしまった・・・
髪の毛のダメージの一番の原因は『紫外線』と言われるほど紫外線は髪の毛に悪影響を与えます。しかし、髪の日焼け止め使用率はたいへん低く30%にも満たないそうです。
紫外線が髪の毛に与える影響と紫外線から髪の毛を守るuv対策方法、ダメージを受けたアフターケア方法などをご紹介します。
紫外線が与える髪の毛への影響
退色
紫外線を吸収しやすい色は黒色です。日本人は髪の色が黒いので紫外線を吸収しやすく、よりダメージを受けやすくなります。
紫外線は、髪の毛内部のメラニン色素を分解するので色が抜けたように退色してしまうのです。
特にヘアカラーをして脱色した髪は、ますます退色しやすくなります。よくカラーリングをして髪の毛が傷んだという話を聞きますが実は紫外線も大いに関係しています。
ちなみに、メラニン色素とは肌でいうシミの元といわれているメラニンのことです。(正確にはちょっと違いますが詳しいことは割愛します)
毛髪の場合は、紫外線によりメラニン色素が分解=壊されるので黒色が抜けて色があせてきます。
パサつき
紫外線を浴びることで髪内部のたんぱく質が乱れて、キューティクルが剥がれやすくなるので髪の毛内部の水分が抜けていき髪がパサつく(乾燥)原因になります。
髪の毛の日焼け止めで紫外線ダメージから髪を守る!
顔やボディに日焼け止めを塗るように毛髪にも日焼け止めを塗りましょう!
意外と日常のヘアケアで無意識に日焼け止めを塗っている人もいるかもしれません。
アウトバス(洗い流さないトリートメント)にuvカット成分が入っている商品が多いので確認してみてください。
超人気のアウトバス「ミルボンのディーセス エルジューダ サントリートリートメント」もSPF25PA+++です!
UVカット成分が入っていないワックスやヘアクリームでも何もつけていない状態よりもかなりのUVカット効果があるので今すぐに用意できないなら手持ちのヘアクリームを塗って出かけるだけでも違います。
髪用の日焼け止めの種類
- オイル
- クリーム
- ミスト
- スプレー
それぞれ使用感が違うので色々と試してみてください。
髪用の日焼け止めおすすめオイル
- ホホバオイル(無印ホホバオイルなど)
- 椿油(大島椿など)
ホホバオイルと椿油には、人間の皮脂にもっとも多く含まれる成分オレイン酸が多く含まれています。
オレイン酸は、もっとも酸化しにくい油なので髪の毛はもちろん、顔や体など全身に使用しても油焼けすることはありません。
オイル初心者の方は、まず国産の商品を購入してください。高価ですが、1回の使用料が少ないため結果的にはコストパフォーマンスが高くなります。
髪用の日焼け止めの使い分け
TPOに合わせて使い分けることも大切です。
海やプールではウォータープルーフの日焼け止めを。
ゴルフなど炎天下に長時間いる時は塗り直しが簡単なスプレータイプの日焼け止めを数時間ごとにシューっと。
子供と公園で遊ぶときはアロベビーのようなuv機能と虫よけ機能を備えた1本2役の全身用日焼け止めを。アロベビーはオーガニックで赤ちゃんにも使えますよ。
髪につけた日焼け止めのアフターケア方法
メイクをしたらクレンジングで落とすように、髪の毛につけた日焼け止めもきちんと落としましょう。
- ブラッシング
- 髪の毛を濡らす
- インバストリートメント(洗い流すタイプ)を揉みこむ
- トリートメントを洗い流す
- いつも通りシャンプー、コンディショナーまたはトリートメント
もしくは、
- ブラッシング
- 髪の毛を濡らす
- シャンプーで二度洗い
- コンディショナーまたはトリートメント
ただし、シャンプーによっては二度洗いをすると頭皮に刺激を与え過ぎてしまうので気をつけてください。
紫外線ダメージを受けてしまった髪の毛のケア方法
髪の毛は細胞が死んでいるので紫外線によるダメージ受けてしまうと自力では再生しません。しかし、補修はすることができるので早めに対処しましょう。
ヘアケア方法は、ヘアパックがおすすめ!
トリートメントを使用したヘアパック
- ブラッシング
- いつも通りシャンプー、コンディショナーで洗髪
- トリートメントを塗布し、蒸しタオルでくるみシャワーキャップをかぶる
- 湯船に浸かって10分程度時間を置き、しっかり洗い流す
オイルを使用したヘアパック
- ブラッシング
- シャンプー前の乾いた髪にオイル(ホホバオイルまたは椿油がおすすめ)をなじませる
- 蒸しタオルでくるみシャワーキャップをかぶる
- 体を洗ったり湯船に浸かったりして15~20分程度時間を置く
- シャンプーで二度洗い
- コンディショナーまたはトリートメント
紫外線による髪のダメージを防いで美髪!
紫外線は春と夏だけではなく一年中降り注いでいます。なので毛髪は一年中、紫外線を浴び続けているということになります。
日傘を差すのは春~秋、帽子だって同じ、冬場は頭が寒いからニット帽などをかぶることもあるけど長い毛髪だと紫外線からガードされている部分ってほんの一部に過ぎません。
顔のuvケアは一年中しているのに髪の毛って無防備ですよね…。
特に、夏場の直射日光は髪の毛をジリジリと焼いているようなものです。
つい忘れがちな髪の紫外線対策ですが健やかな美髪を保つために髪の毛も一年中uvケアを!
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