アトピー性皮膚炎におすすめのボディソープは?石鹸の方が良い?
アトピー性皮膚炎でも安心して使うことができるボディーソープや石鹸って本当にあるのでしょうか?
- アトピーにおすすめ
- アトピーに優しい
- アトピーに良い
自分自身や家族がアトピーで苦しんでいたら少しでもアトピー性皮膚炎が悪化しない負担にならないボディソープや石鹸を使いたいと思う気持ちは当然です。
しかし、「おすすめ」って誰のオススメなのでしょうか?「安心して使える」ってアトピー性皮膚炎の人みんなが安心して使えるのでしょうか?
この記事では、アトピーにおすすめのボディソープや石鹸のことをアトピー性皮膚炎の息子の体験談も含めてご紹介しますが基本的にはアトピー性皮膚炎におすすめのボディソープや石鹸はないと思って読み進めてください。
アトピー性皮膚炎におすすめのボディソープはありません
市販のボディソープの主成分は界面活性剤です。
すべての界面活性剤が悪いという訳ではありませんが、肌のバリア機能が低下しているアトピー性皮膚炎の人には刺激になる界面活性剤が多いです。
弱酸性のボディソープが人気ですが、これも合成界面活性剤が含まれています。
シャンプーの記事でも書いたように界面活性剤の入っていないボディソープもないと言った方が正解です。
となると、おすすめのボディソープはありません。
「おすすめ」って人それぞれなので結局のところ自分自身で色々な商品を使ってみて自分の肌に合うかどうか試してみないとわからないんですよね。
なので思い切ってボディソープを使わない選択肢もあります。
「答えになってないじゃないか」と聞こえてきそうですが、アトピー性皮膚炎の原因や症状は人によって違うので素人が安易に「これがオススメ!」とは言えるわけがないのです。
うちの子のアトピーの場合ボディソープはダメ
息子がお世話になった皮膚科医は、
- ボディソープはNG
- 石鹸で洗う
- 石鹸はシンプルな成分のもの
- 石鹸の泡で洗う(手と肌が触れないこと)
と指導されました。
気になることを質問しました。
★弱酸性のボディソープはダメですか?→ものにもよるけど今は石鹸を使ってください
★シンプルな成分の石鹸ってどんなのが良いのですか?→成分に色々なものが入っていないもの。ミヨシの無添加石鹸とかね。
アトピー性皮膚におすすめの石鹸は?
息子がお世話になった皮膚科医がすすめてくれた石鹸は「ミヨシの無添加石鹸」です。
「おすすめは」あくまでうちの息子のおすすめの石鹸であり、あなたにすすめの石鹸ではありません。
ミヨシの無添加石鹸は息子の担当医師が息子のアトピーの症状を見てボディソープをやめて石鹸を使うように言われた時にアドバイスされた石鹸だからです。
ミヨシの無添加石鹸の全成分は石けん素地のみ。
おすすめとは言いませんが、安価なうえ市販で手に入れることができるので使ってみてもいいかもしれませんね。
アトピー性皮膚炎に石鹸は使わないほうがいいの?
ドラッグストアでミヨシの無添加石鹸を購入して使い始めたのですが、お風呂上りに「肌がつっぱる」と言ってきました。
調べてみたら石鹸はアルカリ性で汚れを良く落とすことができるが皮脂を取り過ぎて逆に肌の乾燥を招くこともあるということを知りました。
脇、肛門、足の指の間や裏は毎日洗うけど、その他の部分は2~3日置きという意見もあり病院に確認の電話をしました。
この時の息子は毎晩お風呂から上がったら全身にステロイドを塗っていたのでお湯で流すだけではダメで毎日石鹸で洗うように言われました。
要は、昨夜塗ったステロイド剤を石鹸できちんと洗い流し、綺麗になった肌に薬を塗れということです。
アトピーの症状や療養状態は人それぞれなので「おすすめできない。しません。」と言うのはこういうことです。
ステロイドを塗っていないのなら石鹸を使わない選択肢も候補にいれ検討してみてください。
お湯で身体を流すだけで8割の汚れを落とすことができると言われています。
石鹸で体を洗うのなら肌の状態を確認しながら使用頻度をコントロールしたほうがいいですね。特に冬場は乾燥するので気を付けてください。
石鹸の泡立て方や洗い方
石鹸の泡で全身を洗うとなるとかなりの量の泡が必要になります。
我が家は、洗面器に薄っすら水を張り泡立てネットの中にいれた石鹸を洗面器の中でバシャバシャ振り洗いをするようにして泡を作っていました。
洗うときは泡を肌に乗せて軽く転がすように滑らせます。
アトピー性皮膚炎におすすめのボディソープはない!石鹸の方がおすすめ
インターネットの普及で様々な情報が氾濫しています。
この情報は本当に正しいのか疑問に思うことも…。
アトピーの人におすすめのボディソープと書かれていても誰もが安心して使えると言うことではありません。
その「おすすめ」を信じて使ったボディソープや石鹸が合わなくて症状が悪化しても誰も責任を取ってくれません。
アトピー性皮膚炎の原因や症状、療養状態は人それぞれなので結局は自分に合ったものを自分の肌で確認しながら見つけていくしかないと思います。
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